子供の叱り方ってどうしていますか。育児の考え方は家庭によって様々だと思います。
私は紆余曲折あって、叱る時に相手を否定しない事だけ気を付けるようにしました。
つい感情的になって叱ってしまいがちですが、その原因は母の余裕の無さでした。
それは、子供のやりたい!を尊重することで解決していきました。
私は子供に遊びを提案するのが苦手で、子供のやりたい!に寄り添うと、それが遊びになったり、
学びになったり、成功体験に繋がったり、私の世界も広がったりと、良い事尽くしでした。
始めは叱り方が分からなかった
長男さんが小さかったころ、あれもダメ、これもダメと「ダメダメ」ばかり言っていました。
私の嫌な事ばかりする(開けてほしくない所開ける、使って欲しくないものを使う)ので
どうしても感情のままに叱っていました。
でもそれは、泣いて終わっていました。
怒鳴られたことに驚いて泣くだけで、何で叱られたのか根本を理解していないので、
次の瞬間には同じことを繰り返している、なんてことは日常茶飯事で、
ずっと沸々と何かに対してイライラしていました。
今思い返すと、母が嫌な気持ちになるからと言って、
相手のやりたい事を否定して叱るのは違ったなと思います。
余裕を作る
母が嫌な思いすることを極力減らす環境に変えて、生活を改善していきました。
- ゴミ箱をなくす(荒らされない)
- 戸棚の取っ手を取る(開けられない)
- テレビ台の物を全部別の場所にしまう(触れなくなる)
- 食洗器を購入(家事の負担減)
- ダイソンを購入(家事の負担減)
- 乾燥機を購入(家事の負担減)
- 家のマットを無くす(家事の負担軽減)
- トイレを掃除(綺麗になったら入ってよし)etc…
手の届く場所に、危ないものを置かないように整えていくと子供にとって安全な場所になりました。
そして母も余裕を持って過ごせることが多くなっていきました。
子供のやりたい気持ちには勝てない
子供のやりたい!って気持ちにはとても強く、
母の掃除が大変なんだよ~とか母が嫌な気持ちになるんだよ~は
どうやっても通用しない!勝てない!ということが分かりました。
母が嫌で怒ったり、やらないと押し切っても、
ずっとやりたいやりたいと念仏のように唱えてくるし、やらない事を選択して押し通す方が、
体力的にも精神的にも私には辛い事でした。
そこでやりたい気持ちに寄り添うことにしました。
風呂でお菓子を食べても、歩いて牛乳飲んでも、ご飯は立って食べても、
すぐに命に関わる事では無いので許容しています。
でもそうなんだけど母が辛いってときは、出来たことを数えます。
お風呂でお菓子食べたい→①部屋が汚れなかった②お風呂に入れた
はさみで段ボール切りたい→①はさみが使えるようになった②段ボールは固いことが分かった
コップに水を入れて移し替えたい→①上手に水を移し変えられるようになった
みたいな感じです。「ダメ」と言わなかったから、子供が出来る事が増えた!と考えます。
心の準備
歩いて牛乳を飲むのも、こぼれるのが嫌ならコップに蓋がついてるものにしたり、
ご飯を立ち歩いて食べるのも、座ってほしい時は言うだけじゃなく
一緒に横に座るとかフォロー体制に入るようにしました。
それが出来なくて子供だけに任せる時は、
その後のアクシデントも対応しなければいけないと覚悟をもって任せます。
そこまでが仕事だと思うようにしました。心の準備をすることで余裕が出来ます。
体調管理も重要
そうはいっても毎日の事となると、イライラが爆発する時はあります。
生理前なんかは、ホルモンのバランスを整えるのに「命の母」で乗り切っています。
これが無いと母は、人格変わるくらいキレやすくなってしまうのです。
母の体調も余裕の無さに繋がるので、とても重要に考えています。
イライラしやすい日は、「母は今日イライラしやすい日です!」
と長男さんが小学生になってからは宣言しておくことにしました。
そうすると子供たちは母のイライラも、上手に受け流してくれるので、
母が落ちついた後自責の念にかられる事を防げています。
正解は無い
「正解なんて無いんだから、その時のベストを尽くせば良いよ」
と私の母に言われたことがあります。
片付けても片付けても片付かない部屋を見た時とか、
毎日同じことで兄妹喧嘩をしているのを見ると母をやめたくなる日もあるけれど、
長い人生から見たら、子供の世界に関われるのはほんの短い時間、、、
子供の笑顔が見られる方へ舵を切ってベストを尽くしていきたいと思います。
でも大きくなってもイライラは募る
子供が大きくなっても悩み事が変わるだけで、悩み事が無くなるわけではありません。
大きくなった今は勝手に期待をして、イライラしてしまっています。
みんなが0歳児だと思えば、叱らないで済むのに、5歳8歳ともなると、
自分の事は自分で出来ると期待してしまい、
「なんでこんなことも出来ないの!」と叱ってしまいます。
まだまだみんな、母にお世話焼いて貰いたいんだとは、気づいているんですけどね、、、
今日も皆さまお疲れ様です!
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