近くのボルダリング施設に行ってきました。私も長男さんも未経験でしたが、
楽しく最後まで楽しむことが出来ました。
長男さんは自分のやりたいようにやる!という気持ちが強いので、
ルールは分かっていても型にはめられてしまうのを凄く嫌がるのですが、
利用してる人数が少ないのもあって、伸び伸びとやることが出来ました。
成長が見れた一日
最近長男さんは、「パルクール」のYouTubeを見るのにはまっていて、
実際に自分もやりたい!と心燃やしています。YouTubeを見ていて、ゲーム以外で興味を持ち、
実際にやってみたいと言い出すのは非常に珍しいです。
パルクールとは、
定義:自分の体のみを用いて,素早い移動・跳躍・登攀とうはんなどを行うパフォーマンス。主に都市にある人工物(塀・壁・建物・手摺すりなど)を障害物として用いる。PK。〔フランスで発祥〕トレーサー
長男さんは、不器用でお世辞で言っても、あまり運動神経が良い方ではないのですが、
道路脇のガードレールを飛び越えてみたり、いきなりパルクールをやろうとしていました。
長男さんがやりたい!と言っているものに「イイね!」でこ応えたいので、
YouTubeの様に簡単には出来ないよ、という説明はあまりしたくないのですが、
今回は大きな怪我が心配過ぎるので言ってしまいました。
とはいえ、やりたい気持ちは変わらないので、
習得する練習の仕方を調べましたが分かりませんでした。
パルクールを習う教室はあるようでしたが、場所が遠いし、
何より、好きなようにパルクールを練習する屋内施設(施設だけの提供)はありませんでした。
長男さんは人から教えてもらう事が難しく、指示されてしまうと、
自分がやりたいようにやる気持ちを抑えなければならないので、
ストレスがかかりイライラしてしまいます。
これまでも習い事だと、プールやアクションを習ったり、
野球やサッカーの体験にいったり、やりたいと言っていたものはやらせてきました。
しかし、自分のタイミングでやりたいことが出来なかったり、
ルールを守れず怒られて嫌になって行かなくなり、全てやめてしまいました。
長男さんにとって、「やりたい事を、好きなように」というのは最重要ワードです。
一見常識外れとか、わがままとか、見えてしまうのですが、
自閉症がある長男さんは「嫌だ」と思ってしまうと、
やりたい事よりも「嫌」な気持ちが勝ってその後、
取り組む事が出来なくなってしまいます。
パルクールの教室がダメとなると、壁に掴まって登るのに、手の筋肉が必要だな、と思ったので、
ボルダリングを提案して、やってみようかということになりました。
長男さんも公園にある、簡単なものを登った事があったので
ボルダリングのイメージは湧きやすかったようです。
行ったことのない場所で、やった事のないものだったので、
うまく行かなければ、すぐに帰る事になるかな、と思っていましたが、
何度も挑戦して、出来ない課題に粘り強く取り組んでいました。
少し投げやりになってしまう場面もありましたが、
「じゃあ帰ろうか」というと「帰らない」と言っていました。
出来なくて嫌だけど、頑張りたいという気持ちが見えて母はとても感動しました。
室内のルールも別にありましたが、とても落ち着いてルールを守りながらやることが出来ました。
楽しかったか聞くと、楽しかった!と言っていました。
パルクールのように、壁を登ったり障害物を飛び越えるのはまだまだ先だと思いますが、
長男さんの中で1歩でも近づいたと思ってくれてたら嬉しいな、と思います。
3年生になって、とても成長した長男さんを見れました。
帰りは、雨にザーザー降られて、震えながら帰宅しました。これも良い思い出!
皆さま今日もお疲れ様です!
この本は、自閉症の本ではありませんが、子供との関り方にとても大切な事が具体的に書いてあって、
とても参考になった本です。自閉症が分かって購入したどの本よりも、1番役に立ちました。↓
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