長男さんが公立の不登校対応学校に行き始めました。
そこは、フレンドセンターと呼ばれていて小学校4年生から通える場所です。
どんなところか、何をするところなのかあまり情報がないので、緊張しながらでしたが、
理解ある大人が学校が苦手な子に対して居場所を作ってくれている、と感じる所でした。
学校と違うところ
・チャイムが無い
・大人の対応が違う(挨拶)
・スタンス(遅刻、早退が無い、やってもいいし、やらなくても良い)
・タブレットも勉強
チャイムが無い
70人近く登録者はいるそうですが、
実際に来る人は6から8人程度
多い日でも25人ほどだそうです。
学校は450人くらいだと考えると、それに比べたら75分の1?!
それはそれは、とても静かでした。
その人の得意を活かして、「学習」としてくれるので、
あれだめ、これだめ
これやりなさい、あれやりなさい
やらなきゃいけない
も、ありません。
やってもいいし、やらなくてもいい
その時の気分で考えよう、と返答を待ってくれるし
母はとても居心地よく感じました。
長男さんもそれが分かるのか、
3回目の登校でしたが、足取り軽く走って校舎内に入って行きました。
見た目は中学校の跡地なので、いわゆる学校ですが、
ひんやりしていて、暑いのが苦手な長男さんは空調的にも快適そうでした。
あいさつ
校舎に入っていくとき、帰る時に、職員室の前で挨拶をしなければなないのですが、
1,2回目は強く拒否していましたが
3回目の今日は恥ずかしそうでしたが、高くふざけた声で挨拶出来ました。
この時、学校ではちゃんと挨拶しなさい!
もう1回!などと言われる所ですが、
こちらの先生は「その声がイイね」と言ってくれました。
長男さんが「挨拶出来た」ことを肯定してくれました。
母はそれだけで嬉しい。
チャイムが無い
時間を区切るチャイムが無いのです。
チャイムが鳴ると時間の区切りが分かりやすいと思いますが、
時間を意識して行動することが難しい長男さんにとっては煩わしいものでした。
ぐっと集中して何かを作ったりする長男さんには
雑音にしか聞こえません。
時間割は一応あるものの
その通りにしてもいいし、しなくても良い。
2時間通してゲームの作成が出来たり、
アニメーション作りに集中出来ました。
タブレットも勉強
学校でタブレット開いていると、例えそれが勉強だとしても
紙のドリルでやった方が先生たちは喜ぶと思います。(母はそう感じている)
教室内で活動出来なかったり、テストを受けていないとそれだけでは
評価にはなりませんでした。
なんとか、登校してタブレットを開いて一生懸命やっていても
勉強と関係ないこと、という感じで「学習」と見なしてくれる先生には学校では出会えませんでした。
なので、評価をつけて下さるなんてそんなことは
夢の又夢と思っていました。
しかし、通い始めた不登校対応校のI先生は長男さんが作ったものを見て、
褒めて、長男さんが作ったゲームをやってくれて楽しんでくれました。
長男さんもやって人がやってくれることが原動力になっているので、
「今日は人にやってもらえて嬉しかった。」
と話してくれました。
遅刻、早退が無い事も長男さんに響いたようで、
「いつ行っても良いし、いつ帰ってもいいのが良いね」
とポロっとこぼしていました。
ゆっくり見守る
まだ、行き始めですぐ嫌になってしまうことも考えられますが、
居心地の良い場所に出会えたことを母はとても嬉しく思います。
プレッシャーを掛け過ぎずに、見守りたいと思います。
ちょっと遠いのがネックですが、長男さんが行きたい時に
出来る限り行きたいと思います。
行動し続けよう!
皆様今日もお疲れ様です!
コメント